未分類

天皇賞(秋)本命予想

投稿日:

「天皇賞(秋)」本命予想

 

今回の「天皇賞(秋)」は、
勝てそうな馬が見つからなくて迷う「菊花賞」とは違い、
勝てそうな馬が複数いて悩ましいレースです。

 

海外GⅠを含めて、出走馬でGⅠ勝ちをした馬が8頭もいます。

 

たぶん一番人気は武豊騎乗の「キタサンブラック」になるんでしょうが、
前走「宝塚記念」の惨敗のあとなので、絶対的な信頼はおけません。

 

◎「サトノアラジン」
父:ディープインパクト 母父:ストームキャット

前走「毎日王冠」2着馬。

 

 

◆前走から

 

今年の春は、念願のGⅠ「安田記念」を勝ち、
GⅠ馬の仲間入りを果たしました。

この馬を本命に推したのは、
ひとえに前走の走りをみたからです。

前走「毎日王冠」では出走馬でただ一頭だけ負担斤量58kgを背負っていました。

それでも、勝ち馬「リアルスティール」にメンバー最速の脚をつかい、
「クビ差」まで迫る走りをみせています。

この時の勝ち馬「リアルスティール」の負担斤量は、57kg。

 

2017 毎日王冠

 

負担斤量で1kg重い斤量背負って、
ほぼ互角のパフォーマンスを出せたなら、同斤量なら当然上回っているとみます。

 

そして、今回「天皇賞(秋)」の古馬牡馬の負担斤量は58kgです。

「リアルスティール」は1kg重い斤量を背負わされるのに対して、
「サトノアラジン」は斤量変わらずということです。

 

僕は、「毎日王冠」の時は、一頭だけ負担重量58kgを背負わせれているので、
凡走するのではないかとみていたのですが、期待を大きく裏切り勝ち負けに持ってきました。
「安田記念」勝ち馬が、斤量58kgで「毎日王冠」を勝ち負けできるなら、
「天皇賞(秋)」を勝っても不思議はありません。

 

◆血統

 

ヘイロー系サンデーサイレンス・ディープインパクト産駒で、
母父がノーザンダンサー系ストームキャット。

 

この母父のストームキャットとの配合が、
血統的に大きなポイントです。

サンデーサイレンス産駒で、母父にストームキャットを持つ馬は、
けっこうGⅠで活躍する大物を輩出している血統です。

 

これは、そのままディープインパクト(サンデー産駒)、母父ストームキャットにも
そのまま当てはめることができるのです。
ちなみに「毎日王冠」勝ち馬「リアルスティール」もディープインパクト産駒で、
母父ストームキャットの配合です。

 

◆距離適性・馬場

 

春のマイル王(マイル=1600m)なので、
「天皇賞(秋)」(芝2000m)の距離延長が不安視されていますが、
前走の「毎日王冠」(芝1800m)をみるかぎり、芝2000mも守備範囲とみます。

 

昨年の「天皇賞(秋)」勝ち馬「モーリス」も「安田記念」勝ち馬で、
マイルGⅠを4勝しているマイラーでした。

 

前評判では、馬場が軽い良馬場でないと、
持ち味のキレ脚が活かせないと重馬場適性に陣営は悲観的ですが、
僕は、そうは思いません。

 

実は、けっこう重馬場でもやれるのではないかと思っています。

 

それは、血統的に母父ノーザンダンサー系ストームキャットが入っているので、
重馬場適性も高いのではないかとみるからです。

 

もちろん、パンパンの良馬場の方が、キレる脚は使えるんでしょうが、
重馬場でも、いざ追い出せばキレる脚を繰り出せるような気がします。

 

不安視されている理由は、
今年の「京王杯SC」の時、重馬場で9着に惨敗しているからです。

 

2017 京王杯SC

 

レース観ましたけど、これは重馬場の適性がなくて負けたんじゃなくて、
川田Jが最後の直線で内側につっこんで、
前が開かずに最後まで脚を使えなかったから負けたんです。

 

かわいそうに「サトノアラジン」が脚を伸ばそうにも、
前の馬たちが横一線に並んでつかえているから抜け出せないでいるではないですか。

 

 

だから、けっして馬場(重)の適性が合わなかったからではないとみます。

 

 

◆レース展開

 

どうも台風の影響で、土曜日曜は雨予報らしいので、
もしかしたらレースも重馬場で行われるかもしれません。
でも、前述のように不安視されている馬場適性は大丈夫とみます。

 

枠も陣営の希望取り外枠を引いたので、
後方から脚をためて、直線馬場のいい外に持ち出して、
最後の脚をいかしたレースができるのではないかと思います。

 

ただ、川田Jには、
大外ぶん回すような真似だけはしないでほしいんですけどね。
距離ロスが大きいので。

 

◆他馬の見解

 

他に有力馬として、
たぶん1番人気の「キタサンブラック」

実績は文句ないので、勝ち負けしてもおかしくありません。

ただ僕は、ピークはもう過ぎたのではないかとみてます。
年内引退も決まり、休み明けどこまで走るかちょっと不安ですね。

 

次にたぶん2番人気「サトノクラウン」

 

今回本命予想で一番迷った馬がこの馬です。
鞍上デムーロですし、前走「宝塚記念」の勝ち馬でもあります。
さらに、重馬場適性もありますんで、(「宝塚記念」は重馬場でした)
いまのところ死角がありません。
本命馬が負けるとしたらこの馬かなと思います。
ただし、この距離と府中(左回り)のコースが本当にあっているのかどうかは疑問。
馬のその時の調子によって、浮き沈みが大きいのでどこで走るのかわかりません。

 

最後に「ソウルスターリング」
「毎日王冠」で本命に推さなかったように、
やはりこのメンバーではちょっときついのではないかと思います。
斤量もさらに1kg重くなりますし、どうでしょうかね。
ただし、一番重馬場適性があると思うので、一発あるかもしれません。

 

今のところ「サトノアラジン」は、
「キタサンブラック」や前走GⅠ・GⅡ勝ち馬もいるし、
雨予報(重馬場が予想される)なので、
あまり人気にもなっていないみたいです。

-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ヴィクトリアマイル本命予想

まぁ もののついでというか、本来本命予想に挙げる予定のなかったレースなので、 余興のつもりで読んでいただければと思います。 牝馬戦でもありますし、最初から難解なレースです。 ここのところ、牝馬を本命に …

今年はこのレースを予想する

  僕の今年の競馬の戦略として、春は5戦 秋は3戦+海外2戦の計10戦で望みたいと考えています。 資金各1戦1万円で計10万円の予算です。 最終有馬記念まででプラス収支を計上できれば 今年の …

ホープフルS本命予想

いよいよ今年最後のJRA・GⅠ「ホープフルS」を迎えることになりました。 例年「有馬記念」で一年の競馬を締めくくる人も多いと思いますが、 今年は、GⅠに昇格したこのレースが最後になります。 位置づけと …

2018 弥生賞&チューリップ賞本命予想

◯トライアルレース開幕   さてさて週末は、いよいよ春のクラシックの前哨戦・トライアルレースがスタートします。   「皐月賞」のトライアル「弥生賞」 「桜花賞」のトライアル「チュー …

阪神JF回顧

  ◎「ロックディスタウン」は、18頭立て大外枠からの発走。 好位につけようと、外側から内に進出するときに、行き脚がつきすぎた感があります。 馬群に入れたところで、先頭に立つ勢いで、掛かり気 …