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阪神JF回顧

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◎「ロックディスタウン」は、18頭立て大外枠からの発走。

好位につけようと、外側から内に進出するときに、行き脚がつきすぎた感があります。

馬群に入れたところで、先頭に立つ勢いで、掛かり気味に隊列につきました。

この間終始ルメールが馬をなだめていましたが、ここで力を使いすぎましたね。

 

直線入って、先頭横一戦になるところまでで、

最後の追い比べまで持ちませんでした。

結果9着惨敗。

 

札幌2歳Sの勝ち馬ですから、能力上位なのは間違いないので、

来春までに気性の成長が望まれるところです。

来週トライアル始動の時のレースの走りを見て、また取捨を考えてみます。

 

勝った「ラッキーライラック」も同じオルフェーヴル産駒。

デビュー3連勝でこのレースを制し、一躍「桜花賞」候補になりました。

レース内容は、完勝と言っていい内容で、直線力強く一頭抜け出しました。

スタートして、「ロックディスタウン」の行きっぷりを横目に見ながら、

後ろでスムーズに追走して力をためていましたね。

2着「リリーノーブル」も、中一週の強行軍でしたが、

力のあるところを見せました。

一瞬この馬が勝ったかと思わせる場面もありました。

 

レース経験の少ない2歳牝馬戦だけに、

予想の難しさはありましたが、有力視されていた馬が順当に力を出したレースでもありました。

「ロックディスタウン」だけ案外だっただけで・・・。

来春の「ロックディスタウン」の巻き返しにも期待します。

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