未分類

はじめに

投稿日:2016年12月23日 更新日:

はじめまして、「勝利の血統」を管理していますショウです。

よく「競馬はブラッド・スポーツだ。」と言われます。

この言葉は、まさに競馬にとって、いかに「血統が重要であるのか」
ということを端的にあらわした言葉であるとも言えます。

そんな競馬における「血統」を重視して、
競馬予想を組み立てているブログです。

このブログ「勝利の血統」では、
競馬予想をする上で、
この血統を使い本命馬を選出するための情報を提供していきます。

その上で、この記事では競馬予想について話をしていきたいと思います。

あなたは、競馬の予想をする時に、何を手がかりにしているでしょうか。
たぶん最初に競馬の予想をした時は、わからないことが多かったことでしょう。

そこで、多くの競馬ファンは、競馬新聞やスポーツ新聞などから、
情報を集めてくるわけですが、今度はかえって、情報がたくさんありすぎて、
これまた何を手がかりにしたらいいのか迷ってしまいます。

そんな経験によって、馬券の軸となる本命馬をどの馬にしたらいいのか、
決められなかったという経験がありませんか。

「いったい何を頼りに、馬券を買えばいいんだ。」

そんなあなたに、
どんなレースでも予想の基本となる方法のあることを知っていただきます。

それが、「血統」から本命馬を見つけていく私の競馬の予想方法です。

ここで、「血統」を使った予想の話の前に、
一般的な競馬の予想方法について少しお話をさせてください。

多くの競馬ファンが、予想の根拠としているものに、
走破タイム・調教・馬体(パドックの馬の状態)・騎手・コンピ指数などがあります。

どれもそれなりに、馬の能力を測る一つのデータとして有効ではあるのですが、
どのようなレースにおいても、
そのデータだけで、競馬予想の軸とできるほど確かなものではありません。

例えば、レースの過去の走破タイムを比べて馬の能力を比べてみることにしましょう。

ある程度レース実績の馬同士であれば、
同じ距離を走った時のタイムが、走破タイムとして競馬新聞などに掲載されています。

芝1600mの走破タイムがあったとして、
同じ距離を走るのであれば、
他の馬と比較して、より早いタイムで走った馬の方が、
能力があると考えられることでしょう。

ですが、その時の馬場状態やレースのペースによって、
走破タイムは、いつも変化してきます。

重馬場と良馬場では、もちろん良馬場のタイムの方が早いですし、
同じ競馬場であっても、
芝が新しい開催はじめの週と開催が終わる荒れた芝の状態でも当然タイムが違います。

さらに、同じ開催時期に行われ、芝の状態が同じだったとしても、
逃げ馬がハイペースでレースを引っ張る流れの時と、
逃げ馬不在で有力馬がお互いに牽制しあっているスローペースの流れのときでは、
勝ちタイムもがらりと変わります。

このように、単純に走破タイムの比較だけでは、
その馬の能力を比較することは難しいといえるでしょう。

仮に、各レースごとに基準となる走破タイムを導き出すことで、
ペースや馬場の状態を考慮した上で、馬の能力を比較することもできるでしょうが、
それも数あるデータの一つでしかありません。

馬体にしても、調教にしても、走破タイムにしても、
出走馬のその時々の状態を指し示したものであり、それらは、常に変化するものです。

それらのデータをレースにおいて、
他馬との能力を比較するとなると、
どれも客観的データとしては十分とは言えません。

さらに、それらのデータは、
あくまでデータ作成者により作られた、
馬の能力を測るファクターの一部を数値化したのですから、
そのデータだけで、予想することは難しいのではないでしょうか。

それを考えれば、「血統」はすでに父方と母方の血統構成がすでに決定しており、
競走馬が生まれたときから変化することのないデータです。

父方の血統(種牡馬)であれば、何十頭、あるいは何百頭という産駒の成績によって、
ある程度、競走馬の得意不得意の傾向がわかりますし、
母方の種牡馬との組み合わせによっても、
同じ血統構成を持つ産駒のデータがある程度集まれば、
同じ種牡馬であっても、組み合わせによる傾向の違いを知ることができます。

つまり、血統構成だけで、その馬のある程度の適性、
得意な距離や馬場状態の得手不得手、
レースが行われる競馬場との相性などを、
予想の段階で事前に知ることができるわけです。

ですから、競馬を予想する上で、
「血統」を抜きに考えることは、
レースを予想する要因として、
非常に大きな要因を失ってしまうと言えるのではないでしょうか。

では、次に「血統」を用いた予想方法について、
少しお話をしていきたいと思います。

「血統」を用いた予想方法とは、
主に同じ種牡馬を持つ競走馬による多くの競走成績データから、
馬の得手不得手などの傾向性を導き出したものです。

そもそも競走馬は、牡馬であれば、優れた戦績を残した馬が種牡馬となり、
牝馬であれば、繁殖牝馬となって、お互いの優秀な遺伝子を子に伝えていく、
この営みを繰り返すことで、生まれてくるものです。

つまり、「競走馬」とは、
勝つことに最適化された遺伝子を掛け合わせることで、
より優秀な遺伝子を持つ馬とも言えます。

では、次にどのようにして、
馬の「血統」を知ることができるのかといいますと、
例えば、競馬新聞に載っている出走馬の名前が書いてある欄を見ると、
競走馬の名前の両脇に、それぞれ馬の名前が書いてあります。

右上に書いてあるのが、種牡馬の名前で、
左上に書いてあるのが、母馬の名前と母方の種牡馬の名前が書いていますね。

このように、種牡馬と母方の種牡馬の血統構成がわかれば、
生まれてきた競走馬のある程度の傾向性を「血統」によって、
推し量ることができるのです。

ですから、競走馬の生産者は、この「血統」の傾向性を利用して、
どんな種牡馬にどのような繁殖牝馬を種付けすればいいか考えているわけです。

TVゲームの中に、「ダビスタ」や「ウイニングポスト」というゲームがありますが、
これらもこの「血統」による組み合わせを利用して、より優秀な競走馬を誕生させることを、
ゲーム化したものですね。

もちろん、同じ血統構成を持つ馬同士であっても、
個々の能力は当然違います。

しかし、「血統」からコース、距離、馬場状態などの得意不得意、
激走条件を知ることができれば、人気には反映されない、馬の能力を事前に知ることもできるわけです。

例えば、優秀な種牡馬からは、一年で100頭から200頭の
競走馬が誕生しています。

人間と違い、一年に100頭や200頭の子どもが生まれれば、
その子どもたちの競走成績から、ある程度走る条件の傾向性がわかります。

このように、同じ血統同士の数百のデータが集まれば、
距離の適性、コースの適性、馬場の適性、
激走する時期など、血統による特性がデータとして積み重ねていくことができます。

いろいろな条件が設定されている競馬のレースにおいて、
一番適性に合った馬を選ぶために、
この「血統」の傾向性を予想する上で用いないことは、とても損なことです。

なぜなら、血統構成を知りさえすれば、
出走馬のレースの向き不向きを知ることができるからです。

統計的に言うと、
なぜか府中だと激走する馬だとか、
春になり暖かくなると激走する馬だとかがいますが、
これらの馬が同じ種牡馬の馬であれば、
それはまさに「血統」による適性の有無によるものになりますね。

アスリートにあてはめても、
陸上選手やラクビー選手など、
よりそのスポーツに適性した人種のあることは、
よく知られていることです。

だから、必然的に「競馬」の予想をする上でも、
「血統」が重要な要因になってくるのです。

もちろん、競馬の予想方法は色々あるので、
どの予想方法が一番有効なのか判断は難しいでしょう。

しかし、血統を知らずに競馬に勝とうとすることは、
競走馬が激走する条件を知らずに競馬の予想をしてしまうと言えます。

数ある競馬予想の取り組みの中で、
確実なデータの一つとして
「血統」を使うことは、自分自身で予想を組み立てる時に、必ず役に立ちます。

その点、一度「血統」による競走馬の傾向性を知ることができれば、
同じ血統構成を持つ他馬にも応用することが可能になりますね。

このように、自分の競馬予想の軸に「血統」をおき、
なぜ本命馬に選んだのかの根拠を自分で考えることができること、
そして「血統」を軸に他のデータを取り入れることにより、本命馬の的中率を上げること、
あなたに、この2つの予想の仕方を考える向上を提供することが、
このブログ「勝利の血統」の基本的な考え方です。

                                            管理人 ショウ とは

本ブログ「勝利の血統」の管理人です。

競馬歴は、十数年。

初めて競馬と出会ったのは、
ある日 職場の同僚が競馬で儲けたという話を聞いて、
競馬ってそんなに儲かるのかと、
近くのWINSに馬券を買いに行くことになったのがはじまりです。

週刊競馬ブックと競馬新聞の違いもわからない状態からスタートして、
いわゆる〇〇式必勝法やコンピ指数、消去法など
あらゆる馬券の買い方を試すも どうも結果がしっくりきません。

そんな中で出会ったのが、競馬関連の著作を多数執筆していた作家 里中李生氏の競馬の著作です。

里中氏の血統を軸にした本命馬の選出や騎手の選定、
そして馬券の購入術など、基本的な競馬に対する考え方を学びました。

あらためて、競馬の予想において、
いかに血統が大事なのかということを知ることができた著者です。
その後、血統については、
血統予想家として、血統を軸にした著作の執筆や「競馬予想TV」に出演している水上学氏の著作でさらに学びました。

血統の系統と特性、そして血統からどのように本命馬を選定するのか
について、血統の基本を知ることができました。

このように。「血統」を生かした予想により、
的中を高めていくことができることを学びながら、
自分なりに検証を加えていきました。

自分が血統により、予想の軸を持つことが出来たように、
この次は、競馬の予想の仕方がわからない、悩んでいるという方のために、
「血統」による予想方法をお伝えしたいとの思いが強くなってきました。

何も知らない・わからない競馬の初心者が
「誰の予想にも頼らず、競馬新聞の印にも左右されず、
自分一人の力だけで、本命馬を考え出すことができる血統競馬」を
コンセプトに、このサイトを運営していきます。

これが私の競馬に対する取り組みであり、
このサイトであなたに提供する情報です。

今後とも、おつきあいをお願いします。

この続きは、「本命馬の選定方法」の記事をご覧ください。

-未分類
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

NHKIマイルカップ本命予想

第24回 NHKマイルカップ サラ系3歳オープン(国際)牡・牝(指定)定量コース:1,600メートル(芝・左) ◎「ダノンチェイサー」父:ディープインパクト 母父:ロックオブジブラルタル 前 …

フラワーC本命予想

さて少しずつ春の訪れを感じる季節になってきました。 競馬の世界も来月のG1シーズンに向けて、目の離せないレースが続いていますね。   明日は、3歳牝馬の重賞「フラワーC」が行われます。 位置 …

今年はこのレースを予想する

  僕の今年の競馬の戦略として、春は5戦 秋は3戦+海外2戦の計10戦で望みたいと考えています。 資金各1戦1万円で計10万円の予算です。 最終有馬記念まででプラス収支を計上できれば 今年の …

阪神JF回顧

  ◎「ロックディスタウン」は、18頭立て大外枠からの発走。 好位につけようと、外側から内に進出するときに、行き脚がつきすぎた感があります。 馬群に入れたところで、先頭に立つ勢いで、掛かり気 …

皐月賞本命予想

  では「皐月賞」の本命予想ですが、 ◎「ファンディーナ」 父:ディープインパクト 母父:Pivotal はっきり言って、難解すぎてわかりません。 フルゲート18頭のうち、重賞勝ち馬が11頭 …