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有馬記念本命予想

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いよいよ暮れのグランプリ、
一年を締めくくる「有馬記念」となりました。

「やっぱり競馬っていいもんですね。」(淀川長治風)

では、今更ながらですが「有馬記念」の本命予想を。

12月24日(日) 5回中山8日
サラ系3歳以上オープン (国際)(指定)定量
コース芝2500m 芝・右 発走15:25

◎「シュヴァルグラン」
父:ハーツクライ 母父:マキャベリアン

前走「JC」勝ち馬。

前走は、1枠1番の好枠を生かして、終始好位の内目を巡航。
最後の直線では、先に抜け出した「キタサンブラック」をとらえ、
悲願のGⅠ初ゴール。
これは、ひとえに鞍上ボーマン騎手の神騎乗によるところも大きいと思います。

父ハーツクライは、「JC」では「アルカセット」の僅差の2着。
そして次走「有馬記念」では、圧倒的人気の無敗の三冠馬「ディープインパクト」に、
土をつけ、これまた悲願のGⅠ制覇。
この時の鞍上は、現在日本で大活躍、
今年のリーディングジョッキーをほぼ手中に収めたルメールJです。
ちなみに明日と28日の2日間で3勝すれば、年間200勝達成の記録もかかっています。

「ハーツクライ」もそれまで、「東京優駿」2着など、あと一歩でGⅠという惜敗続きの馬でしたが、
鞍上ルメールJに乗り替わってから、GⅠを取りました。

まさしく、本命馬「シュヴァルグラン」もGⅠ奪取まであと一歩でしたが、
鞍上が世界の名手「ボーマンJ」に乗り替わっての勝利。

なんとなく、父子の戦績がかぶってきます。

今回も父「ハーツクライ」と同じように、
「JC」を好走して、迎えた「有馬記念」。

父が勝った舞台で、ハーツクライ産駒の有馬記念制覇を見たいものです。

血統的傾向としては、
ヘイロー系サンデーサイレンス産駒が活躍したように、
サンデー系の種牡馬の適性が高い傾向にあります。

次にロベルト系、ミスプロ系と続きますが、
基本はヘイロー系の中から本命馬を選択するのが基本です。

レースの流れとしては、
一番人気の「キタサンブラック」が流れをリードすることになると思いますので、
道中できるだけ距離ロスの無い位置をキープして、直線勝負の展開が理想的。

「JC」と違って、直線の短い中山コースなので、
4コーナを周った時の位置取りが勝負のポイントになります。

前日オッズでは、「キタサンブラック」が単勝1倍台の1番人気になっています。
引退レースでもあるので、最後の勇姿を見たいとのファンの期待にこたえることができるでしょうか。
調教は、相変わらずの馬なり調整で、あまり強い追い切りをしなかったようです。
秋3戦目で、これ以上強い追い切りは必要ないとの陣営の判断ですが、
逆に強い追い切りができないくらい消耗しているとも見ることができます。

今年の秋初戦激悪の不良馬場で出遅れたにもかかわらず強い勝ち方した「キタサンブラック」は、
ここでかなり消耗してしまったのではないかとみます。
それが、前走「JC」の敗戦にもつながっているのではないでしょうか。
本来の「キタサンブラック」なら、直線一頭抜け出したところで、
後ろから迫る「シュヴァルグラン」が追ってきても、
そこから突き放す競馬ができていましたからね。

今年の「宝塚記念」のような惨敗のシーンも、もしかしたらあるかもしれません。
となると、馬券的には「有馬記念」でよく見られる大荒れになるでしょうね。

「有馬記念」は、今年最後の大一番ではありますが、
どの陣営もその前のGⅠにピークをもってくるので、(古馬ならJC,、3歳馬なら菊花賞)
残りの余力がどれくらいあるかが大事になってきます。

それを考えれば、秋2戦目で前走「アルゼンチン共和国杯」を楽勝した、
3歳馬「スワーヴリチャード」はまだ余力が十分残っている1頭ではあります。
鞍上がデムーロJですので、ここは一発大駆けがあるかもしれません。

ただ、「東京優駿」2着馬のこの馬が「シュヴァルグラン」を逆転できるかとなると
難しいと考えました。

「JC」では、「東京優駿」勝ち馬の「レイデオロ」でさえ、勝てませんでしたから。

「有馬記念」を勝つ3歳馬の特徴としては、
前走「菊花賞」を勝ち世代No.1の証明をするぐらいでなければ厳しいでしょう。

という事で、
今年の有馬記念は「ハーツクライ」「シュヴァルグラン」の父子2代制覇を見たいものです。

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