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ホープフルS本命予想

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いよいよ今年最後のJRA・GⅠ「ホープフルS」を迎えることになりました。

例年「有馬記念」で一年の競馬を締めくくる人も多いと思いますが、
今年は、GⅠに昇格したこのレースが最後になります。

位置づけとしては、来年のクラシックを占い、
2歳チャンピオンを決める2歳馬最強決定戦のはずでしたが、
有力馬がなんかこのレースを回避したようですね。

その理由は、開幕最終週の荒れた中山競馬場の芝を走らせるダメージを、
考えてのことだと思います。
それこそ本番は来年春のクラシックなのですから、
何もここで無理をする必要はないという陣営の判断ではないでしょうか。

「朝日杯」を勝った「ダノンプレミアム」は、まぁ別にしても
「東京スポーツ杯2歳S」を勝った「ワグネリアン」
「京都2歳S」を勝った「グレイル」など前走重賞勝ちした馬が出走してきません。

例年なら年末の阪神芝2000mで行われていた「ラジオたんぱ杯」(GⅢ)が、
出世レースとして有名です。

JRAは、同じ位置づけのレースを、場所を阪神から中山に移して、
距離も同じ芝2000mでさらにGⅠに昇格させて行うつもりだったんでしょうね。

でも、暮れの中山が嫌われて有力馬が出走してこないなら、
このレースのGⅠとしての格が意味のないものになってしまいます。
来年からJRAも何らかの手を打たないと、厩舎サイドだけでなく、
ファンからもそっぽ向かれてしまいますね。

ということで、有力馬が回避したため、
前日オッズも1番人気が単勝4倍台で、
単勝人気一桁の馬が5頭もいるという混戦模様。

来年の「皐月賞」と同じ舞台設定なんですから、
もう少し盛り上がるようなレースになってほしいもんです。

さてさて、肝心の本命予想なのですが、
さすがにデビューして数戦で、
出走馬間の力関係が全くわからないこのレースは難しいです。

昨年の「レイデオロ」のように強い馬が出てくればいいのですが、
前日オッズが示すように僕にもよくわかりません。(笑)

ただ、このレースを今年最後の本命予想レースに指定したわけですから、
いちおう真剣に考えてみました。

もう、出走馬全部知らない馬なんで、
有力馬のデビュー戦から前走までのレースビデオをここ数日ずっと見てました。(笑)

でもこういうときだからこそ、
人気に左右されない予想の軸に頼れるファクターを持っている強みがでるのかなと思います。
そう、ずばり僕の本来の予想スタイルである「血統」を軸に予想を組み立てることにしました。

「ホープフルS」の血統傾向は、
サンデーサイレンス系の種牡馬が強いレースです。
昨年の「レイデオロ」はミスプロ系でしたが、
一昨年とその前の年は、ディープインパクト産駒が勝っています。

そこで、出走表を見てディープインパクト産駒が何頭いるのかと思って見てみますと、
何と1頭しかいないではないですか。
これなら、もう迷う必要はありません。
ディープインパクト産駒の中で取捨選択しなくもて、最初から一択ですから。(笑)

今回有力馬は、サドラーズウェルズ系やミスプロ系、
それにサンデーサイレンス系ハーツクライ産駒です。

じゃあなんで同じサンデーサイレンス系のハーツクライ産駒を本命からはずしたかというと、
それは日曜の「有馬記念」が非常に参考になったからです。

ぼくの本命にした「シュヴァルグラン」や4着「スワーヴリチャード」は、
ともにハーツクライ産駒でした。

ハーツクライ自身は、「有馬記念」を勝っているのですが、
産駒で中山GⅠを勝った馬はまだ一頭もいません。
その理由が「有馬記念」ではっきりわかりました。

ハーツクライは父がサンデーサイレンスで母父がトニービンという種牡馬です。
でこれは血統を知る人には有名なんですが、トニービン産駒は府中で激走する傾向があるんですね。
だから父「ハーツクライ」は府中の「東京優駿」2着「JC」2着と好成績を残したわけです。
つまり、「シュヴァルグラン」が前走「JC」を激走したのも、
このトニービンの血がそうさせたのです。
ただこれが直線の短い中山だとあと一歩足りないという結果に終わり2着3着がとても多い。
だから、今年の「有馬」も「シュヴァルグラン」は3着好走で終わったのではないかと。

そう考えると、本レースの有力馬のハーツクライ産駒は、
好走しても2着3着までの可能性が高いのではとみました。

出走馬では2番人気「タイムフライヤー」4番人気「フラットレー」
10番人気「ナスノシンフォニー」になります。

そして、この時期の中山で走る傾向のある血統がもう一つありまして、
それはロベルト系の馬です。
今回の出走馬でみると「モーリス」の全弟で1番人気の「ルーカス」です。

ただ、前走「東京スポーツ杯2歳S」2着をみるかぎり、
本レースを勝てるほどではないとみました。

ということで、
本レース唯一のディープインパクト産駒を本命にしたいと思います。

◎「トライン」
父ディープインパクト 母父キングマンボ

前走「新馬」戦勝ち馬。

まだデビュー1戦1勝の馬です。

ただ前走は、スタート奪取を決めると、すんなりハナに立ち、
そのままレースを引っ張る競馬になりました。
ペースもスローのマイペースに落として、
逃げたにもかかわらず直線メンバー最速の脚で楽勝しました。
それもジョッキーは一度もムチを使わずに手綱をしごいただけで。

最後しっかり追えばどれだけ伸びるのか期待させます。

さて、鞍上は未だGⅠ未勝利の北村友一J。
厩舎も未だ重賞勝ちすらない浜田厩舎。

これまでのように有力ジョッキー有力厩舎の実力馬ではなく、
GⅠとあまり縁のないこのジョッキーと厩舎の組み合わせです。

ただ北村友一Jは、今年のサマージョッキーシリーズで優勝していますし、
騎手としての腕は信頼できる騎手だと思います。

これが、「東京優駿」や「JC」「有馬記念」のようなビッグタイトルのGⅠなら
本命に選びませんが、GⅠに昇格したばかりの本レースなら一発あってもおかしくないとみます。

人気もあまりないようですから、
ここは気楽に好位から競馬を進めて直線抜け出すような競馬ができたら、
チャンスがあるのではと思い本命にしました。

今年最後のGⅠ、初モノづくしで締めくくってみるのはいかがでしょう。

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