炎の十番勝負 2018春
haretscry 勝利の血統ーPedigree of victoryー
◎「ロックディスタウン」は、18頭立て大外枠からの発走。
好位につけようと、外側から内に進出するときに、行き脚がつきすぎた感があります。
馬群に入れたところで、先頭に立つ勢いで、掛かり気味に隊列につきました。
この間終始ルメールが馬をなだめていましたが、ここで力を使いすぎましたね。
直線入って、先頭横一戦になるところまでで、
最後の追い比べまで持ちませんでした。
結果9着惨敗。
札幌2歳Sの勝ち馬ですから、能力上位なのは間違いないので、
来春までに気性の成長が望まれるところです。
来週トライアル始動の時のレースの走りを見て、また取捨を考えてみます。
勝った「ラッキーライラック」も同じオルフェーヴル産駒。
デビュー3連勝でこのレースを制し、一躍「桜花賞」候補になりました。
レース内容は、完勝と言っていい内容で、直線力強く一頭抜け出しました。
スタートして、「ロックディスタウン」の行きっぷりを横目に見ながら、
後ろでスムーズに追走して力をためていましたね。
2着「リリーノーブル」も、中一週の強行軍でしたが、
力のあるところを見せました。
一瞬この馬が勝ったかと思わせる場面もありました。
レース経験の少ない2歳牝馬戦だけに、
予想の難しさはありましたが、有力視されていた馬が順当に力を出したレースでもありました。
「ロックディスタウン」だけ案外だっただけで・・・。
来春の「ロックディスタウン」の巻き返しにも期待します。